iPhoneはとても高価なので、知らない間に盗まれてしまったり、置き忘れて売り飛ばされてしまうこともあります。
一度盗まれてしまった場合、取り返すことはできるのでしょうか。
そこで今回は、盗難被害に遭った時の対処法を、分かりやすく紹介します。
ちなみに、ほとんどの方は大丈夫だとは思いますが、盗んだiPhoneを売り飛ばしたら100%捕まります。
その根拠と、『もし盗んだ場合はどうなるのか?』も合わせて解説します。
目次
iPhoneが盗まれた時の対策
紛失の時とは違って、iPhoneが盗まれた場合は対処法が異なります。
方法は下記から順番に、
1.即行で「iPhone を探す」を利用する
2.キャリアと契約中の方は、紛失サービスを利用する
3.警察に届け出る
となります。
手順を1つずつ丁寧に説明していきます。
1.「iPhoneを探す」を利用する
まずはAppleの公式の機能である、「iPhoneを探す」を使います。
この機能を使うには、パソコンか、もう一台iPhoneを持っている必要があります。
他のデバイスを持っていないという方は、Appleかキャリアのサポートセンターに問い合わせてみましょう。
緊急の場合は、お近くの漫画喫茶などでパソコンを利用するという手もあります。
「iPhoneを探す」の詳しい使い方は、下の記事から確認出来ます。
手順を行ったらこの記事に戻ってきてくださいね。
2.キャリアの「紛失サービス」を利用する
au、docomo、ソフトバンクと契約中の方は、各キャリアの紛失・盗難サービスを使うことが出来ます。
1.の「iPhoneを探す」を使えなかった場合でも利用することができるので、3大キャリアと契約中の方は必ずチェックしてください。
3.警察に申請する
1.と2.を行ったら、最後に警察に届け出に行きましょう。
警察からiPhoneのシリアル番号の提示を求められることがあるので、念のため控えておくことをオススメします。
シリアル番号は、下記の4つの方法から確認出来ます。
- iPhoneが入っていたパッケージのバーコードを見る
- iTunesと同期していた場合は、「編集」→「環境設定」→「デバイス」で盗難したiPhoneにカーソルを当てると、シリアル番号が分かる
- iPhoneを買ったときのレシートや請求書に載っている
- Appleのアカウントページにログインし、下にスクロールして「デバイス」欄にあるiPhoneを選択する
もし見つからなかったら
もし戻ってこなかったり見つけることが出来なかったとしても、安心してください。
Appleと各キャリアでは盗難補償を行っています。
下記のサービスに加入している方は、各サポートセンターに問い合わせましょう。
新しい機種を非常に安い金額で再購入することが出来ますよ。
- Apple:AppleCare+
- au:故障紛失サポート with AppleCare Services
- docomo:ケータイ補償サービス
- ソフトバンク:あんしん保証パック with AppleCare Services
iPhoneが手元に戻ってくる確率
盗難被害に遭った場合、手元に戻ってくる確率はどれくらいなのでしょうか。
大手セキュリティ管理企業である『マカフィー』が紛失調査をしたところ、なんと、手元に戻ってくるのはたったの7%でした。
iPhoneの価格の高騰は進み続けています。
宝石店ではなく、携帯ショップが盗みのターゲットとして狙われる時代です。
2012年の調査結果は7%でしたが、現在だと戻ってくる確率はもっと低い可能性が高いです。
盗んだiPhoneを売り飛ばしたらどうなるのか?
携帯ショップに盗みに入るのはもちろんですが、他人のiPhoneを売ることは犯罪行為にあたります。
・携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律(平成十七年法律第三十一号)
→2年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
拾ったiPhoneだけではなく、転売目的で購入し、転売を行った場合も適用されます。
・遺失物等横領罪(刑法254条)
→1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料に処する。
盗んだ(拾った)iPhoneを初期化する時点で故意の犯罪となりますし、横領罪だけではなく『器物破損』や『個人情報の漏洩』などの罪が加わる可能性もあります。
iPhoneを拾ったら必ず警察に届けましょう。
オススメの盗難防止グッズ
どんなに気を付けていても、いつトラブルに巻き込まれるか分かりませんよね。
そんな時にオススメなのがHamee(ハミィ)のネックストラップです。
Amazonの「携帯ストラップ・マスコット」ジャンルで第1位の商品で、かなり使い勝手の良いネックストラップです。
リング部分がカラビナ(楕円形で一部に開閉できるパーツが付いたアイテム)となっており、引っ掛けるのも簡単ですし、取り外しもワンボタンだけで行えます。
ネックストラップとして使うのではなく、そのままリングに指を通しても使うことも出来ますよ。
その他、iPhoneだけではなく家の鍵などにも使えます。
汎用性が高くて、いつでも・何にでも使えるのでかなりオススメの商品です。
まとめ
iPhoneが盗まれたと分かった場合は、慌てずに上記の手順を行うことが大切です。
iPhone自体の対策もそうですし、キャリアや警察への連絡もきちんと行って、二度と盗まれないように盗難防止グッズも活用してください。
盗んだiPhoneを売却することは犯罪行為にあたります。
トラブルに巻き込まれないように気を付けてくださいね。