iPhone 8が発売された後、次のiPhoneはXで、その次はXS・XRというモデルが発売されてきました。
iPhoneシリーズのナンバリングを追ってみると、『9』が飛ばされています。
iPhone 9はなぜ発売されなかったのか?
今後発売される予定はあるのか?
今回は、「iPhone 9」の謎について解明していきます!
iPhone 9が無い3つの理由
iPhone 9が飛ばされてしまった主な理由は、3つあると言われています。
それぞれ一つずつ説明します。
1. iPhone Xの発売日を合わせたかったから
iPhone 8の次のナンバーであるiPhone Xは、発売前から「革新的なiPhone」と大々的に宣伝されていました。
実際、8と比べて大きな革新をし、TouchIDからFaceIDに変わり、何よりもホームボタンが無くなって全画面ディスプレイとなりました。
「革新的なiPhone」の意味は、スペックはもちろんですが、実は時期的な意味も含むのです。
iPhone Xの発売日は、iPhoneが登場してちょうど10周年目の時でした。
初代のモデルは2007年1月の発表で、iPhone Xの発表は2017年9月です。
「10周年だからX」という意味を狙って販売されたのです。
ちなみに、iPhone 7の発表日が2016年9月で、8の発表日はXと同じ日の2017年9月となります。
Xを「10周年記念」に合わせながら、もしiPhone 9も発売することになっていたら、2016年~2017年の間で8・9・Xの3シリーズも発売しなければならないことになります。
それだと現実的にかなり厳しいので、8とXの2シリーズだけが発売されたと言われています。
2. Xを売り出したかったから
一つ目の理由でも記載しましたが、iPhone Xは「革新的なiPhone」というキャッチコピーで売り出されました。
既存のデザインをベースにしたiPhone 8と、全く新しいiPhone X。
それなのに、どうでしょうか。
もしXではなく「9」として売り出されたとしたら、ナンバリングにインパクトが無く、
「どっちがどっちなの?」
というイメージを持たれてしまいます。
あえてローマ数字の『X』と、今までのシンプルなナンバリングを差別化することによって、
「ああ、X(10)から変わったのね」
と認識させて、Xのシリーズをより強調しているのです。
3. 今後発売する予定だから
実は、2020年に「iPhone 8s」が発売されると言う情報が入っています。
iPhone 8は2017年に発売されたシリーズですが、3年後の2020年に「s付き」の後継種が作られるということになります。
なので、iPhone 9が発売される可能性は非常に高いです。
2020年にiPhone 8s、さらにその3年後の2023年にiPhone 9、その3年後の2026年にiPhone 9s・・・
なんてこともあるかもしれません。
私の予想ですが、iPhone 8s~9のシリーズは、ホームボタン有りのモデルとして発売されるのではないかと考えています。
想像しているデザインはこのような感じです。
Xのように全画面ディスプレイが採用されていますが、ホームボタンが組み込まれています。
iPhoneならではのデザインを保ちながら最新技術も組み込まれていることになりますね。
もしくは、全画面プラスTouch ID式のiPhoneになるのではないかと予想しています。
iPhoneらしさは前者の方が強いですが、個人的には後者の「全画面Touch ID式」の方が使ってみたいので、こちらのiPhoneが発売されることを祈るばかりです。
まとめ
iPhone 9は、3つの理由から発売が延期されているモデルです。
私の予想だと、iPhone 9が発売される可能性は非常に高いです。
ただし、8sの発売より後に発売されるはずなので、iPhone 9が発表されるのは2021年以降になります。
今後、iPhoneにどのようなナンバーが振られていくのか気になりますね。
皆さんもぜひ予想してみて、新発売のイベントで答え合わせをしてみてくださいね!