シリーズごとに性能が上がっていくiPhoneですが、特にカメラの性能が凄いです。
今ではデジカメや一眼レフに負けていないほど、綺麗に写真を撮ることが出来ますよね。
では、iPhone XRとiPhone XSでは、どれくらい性能に差があるのでしょうか。
そこで今回は、カメラ機能に焦点を絞って比較しました。
難しい専門用語を分かりやすく解説し、実際に撮った写真を並べて比較するので、違いが一目瞭然で分かります。
どちらがより良いのか、しっかり見比べて判断してくださいね。
XRとXS Max・XSの違い
写真で比べる前に、XRとXSのカメラの性能の違いを確認しましょう。
iPhone XS Max / XS | iPhone XR | ||
---|---|---|---|
カメラ(背面) | 1200万画素(裏面照射型センサー)x2(広角約26mmと望遠約52mmカメラ) | 1200万画素(裏面照射型センサー) | |
カメラのレンズ | 広角:F1.8、望遠:F2.4 | F1.8 | |
ズーム | 光学ズーム:2倍、デジタルズーム:最大10倍(動画時は最大6倍) | デジタルズーム:最大5倍(動画時は最大3倍) | |
光学式手ブレ補正 | ○(広角・望遠レンズ対応のデュアル光学式手ぶれ補正) | ○ | |
ポートレートモード(正面・背面) | ○(進化したボケ効果と深度コントロール、撮影後に被写界深度の調節可能) | ||
ポートレートライティング(正面・背面) | ○(5つのエフェクト対応) | ○(背面は3つのエフェクト対応) |
「専門用語で何が何だか分からない・・・」という方でも安心してくださいね。
ポイントを押さえて、カメラ初心者の方にも分かりやすく解説します。
比較のポイントは4つ
- 望遠レンズの有無
- ズームが綺麗
- より手ブレに強い
- ポートレートライティングの強化
※ポートレートライティングとは・・・
「肖像写真(ポートレート)の撮影に最適化された照明の工夫(ライティング)という意味で用いられる語」のことです。簡単に言うと「照明のエフェクト」です。
XSの方は照明のエフェクトがXRより2つ多いということです。
写真にこだわる方は、エフェクトの多い方を選んだ方が加工の幅が広がって使いやすいですよ。
では早速、実際に写真を見ながらポイント部分を比べていきます。
1枚目
どちらも同じ位置から撮った写真です。
XSは望遠レンズを使っているので、被写体を綺麗にズームして撮ることが出来ます。より臨場感が出て、メリハリのある仕上がりになっていますね。
一方XRの方は広角レンズだけなので、被写体が遠いままの「そのまま撮った感」が出てしまっています。
カメラ初心者の方でも、XSの方が上手に写真を撮ることが出来ます。
2枚目
写真の鮮明さがより分かりやすい比較写真です。
木々の色合いは変わらないのに対して、空は明るく、草は鮮やかに撮れています。
写真を撮った時、「実物は鮮やかなのに、写真だとなぜかどんよりしている」とがっかりしたことはないでしょうか。
XSなら見たままの景色を映し出すことが出来るので、その悩みも解消出来ますよ。
3枚目
ぱっと見分かりにくいですが、よく見ると違います。
空の明るさと、暗い箇所の鮮明さです。
XRの方は洞窟内が真っ暗ですが、XSの方は石壁の模様が分かりやすいです。
XSの方が暗いところを得意としているのが分かりますね。
XSの方がメリハリのある写真を撮れるという理由は、こういう少しの違いから生まれています。
4枚目
こちらはズームした時の写真です。(どちらも倍率は5倍)
3枚目と同じく、空の色も含めて全体的にXSの方が色鮮やかです。
木を比べるとより分かりやすいですよ。XSの方は、手前の木が明るくて奥の木は暗めに撮影出来ています。
なので、XSの方が立体感のある写真を撮影出来ます。
まとめ
XRとXSで細かな違いはいくつかありますが、一番大きなポイントは、望遠レンズがあるか無いかだと思います。
そのおかげでズームも綺麗ですし、色もぼやけずに鮮やかに撮ることが出来ます。
「見たまま」を撮ることが出来るのはXSの方だと言うことが分かりましたね。
なので、カメラにこだわるなら絶対XS・XS Maxの方をオススメします。
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