【恐怖】防水なのに水没する?!iPhoneの水没する可能性と対策について徹底解説!

40_suibotsu3_eyecatch

iPhone 7から「防水機能」が備わりました。
しかし、それなのに「水没してしまった」という声をよく聞きます。

防水機能はどこまでの効果があるのか?
水没してしまったらどうしたらいいのか?

危険性を把握して、濡れた時の対処法をマスターしましょう!

水没する可能性

結論から言ってしまうと、防水機能のあるiPhone 7以降のシリーズでも水没します。
それは「完全防水」というわけではなく、「水深1メートルの所に30分置かれていても水が侵入しない」機能だからです。

なので、下記の行為を行うと水没してしまう可能性が高まります。

  • iPhoneを着用したまま泳ぐ(入浴する)
  • サウナやスチームルームなど、湿度の高い状況の中iPhoneを動作させる
  • iPhoneに水圧が強い水をかける(シャワー、サーフィン、ジェットスキーなど)

完全防水ではないことを心掛けて使用してください。

水没しているか確認する方法

iPhoneには、すべての機種で防水を確認出来る機能が備わっています。
本体横の「液体侵入インジケータ」にて確認出来ます。

40_suibotsu2_mark

この部分が赤くなっていたら、残念ながら水没してしまっています。
これから紹介する方法で対処を行っていきましょう。

水没してしまったら

修理に出す前に、必ず行うべき5つの方法を順番に実行してください。

1. 電源をオフにする

最初に行うことは「電源オフ」です。
今はまだiPhoneを使うことが出来るかもしれませんが、中に入ってしまった水がどんどん浸水して、翌日に故障してしまうパターンもよく聞きます。

水没してしまったら、まずは電源を切り、そして乾燥するまでは絶対に電源を入れないでください。

電源オフにする方法はこちらになります。

40_suibotsu1

2. 着けているカバーやアクセサリーなどを外す

電源をオフにしたら、iPhoneに着けているカバー・ケースやアクセサリーを全て外してください

カバーなどの材質によっては、iPhoneへの浸水を促してしまうものもあります。
また、乾燥させるときに乾燥スピードが遅くなります。

全て外してiPhoneだけの状態で乾燥させるようにしてください。

3. 付いてしまった水分をしっかりと拭き取る

一番大事な行為です。
iPhoneに付いてしまった(残ってしまった)水分を、優しくしっかりと拭き取ってください

特にスピーカー、マイク、イヤホンジャック、ホームボタン、電源コネクタなど、表面だけではなく水が入り込みやすい部分は、綿棒など軟らかい素材のもので丁寧に水を吸って取り除きましょう。

この行動でiPhoneの復旧率がかなり変わります。
「もう駄目だ」と諦める前に、ここの行動をしっかり行うことがポイントです。

4. SIMカードを抜く

必ず3.のiPhone全体を拭いてから行ってください。
全体をしっかりと拭いてから、iPhoneにセットされているSIMカードも拭き取ります。

大手キャリアでも格安SIMでも、「SIMカード」を使用しているはずです。
iPhoneから取り出し、カードだけではなく周辺の部品も優しく拭き取ってください。

40_suibotsu4_sim
抜き取ったSIMは再びセットせず、iPhoneと一緒に乾燥させます。

5. 常温で乾燥させる

電源オフにした状態のまま、「常温」でiPhoneを乾燥させます。
もう大丈夫だと思っても、最低1日(Apple公式だと最低5時間)はこの状態のまま乾燥させてください。

オススメの乾燥方法は、下記の3つです。

  • ジップロックに乾燥剤とiPhoneを入れて密封
  • お米など吸湿性の良いものと一緒に入れて密封
  • 風通しが良く日の当たるところで乾燥させる

お住まいの環境で異なるので、一番適した方法で乾燥させてください。

絶対にしてはいけないこと

水没してしまったとしても、パニックになって絶対に行ってはいけないことがあります。
それは下記の3点です。

1. ドライヤーで乾かそうとする

「早く乾燥させないと!」と思って取りがちな行動ですが、これは絶対にしてはいけません!

iPhone内部の基盤となる部品を痛めてしまい、水没の原因が海水やジュースなど、真水ではない場合は「焦げ」を作ってしまうこととなります。

そうなってしまうと、修理費用も上がりますしデータの復元がかなり難しくなってしまいます。
ドライヤーは絶対に使ってはいけません。

2. iPhoneを振って水を飛ばす

これも「水を飛ばそう」という気持ちから取りがちな行動ですが、これもNGです。

水分が飛べばいいのですが、逆に水が入っていなかった部分までしみ込んでしまう可能性があります。
振らなければ乾燥させて直すことが出来たのに、余計に浸水してしまい完全に故障してしまうパターンもあります。

iPhoneは振らず、振動を与えずに平らな状態で保管してください。

3. iPhoneを充電する

これも絶対に行ってはいけません。Apple公式サイトでも発表されているNG行為です。

「濡れた状態でアクセサリを使ったり充電したりすると、iPhoneが破損する恐れがあります。最低5時間は経ってから充電を行うようにしてください。」
Apple公式では記述しています。

濡れたまま充電してしまうと、ショートしたり、バッテリーが壊れてしまう可能性があります。
充電以外にもパソコンに接続したり、アクセサリーの接続をしないようにしてください。

完全防水グッズ

水没の危険があるとは言え、海やプールなど、水辺にiPhoneを持っていくことは多いですよね。
「完全防水」では無いのであれば、グッズを使って「完全防水」にしてあげればいいのです。

オススメなのがこちらのグッズです。

Amazonベストセラー1位の商品で、「完全防水」として守ってくれます。
iPhone XRやX、7など多くのシリーズに対応しており、ダイビングやプール、入浴などに絶対オススメです。
指紋認証などにも対応しているので操作もラクラクです。

首から下げるだけではなく、腕に固定して使うことも出来ますよ。

まとめ

防水機能が備わったとはいえ、「完全防水」というわけではありません。
大丈夫だと思って雑に扱っていると水没してしまう可能性があります。

グッズを使って防水機能を高めたり、危険な使い方はしないように注意しましょう。

iPhoneは精密機器です。
大事に、そして大切に扱ってくださいね。

コメントを見る

コメントを残す

コメントは承認後に公開されます。
記事の情報が古くなっている場合は、ご連絡頂けますと幸いです。