【最新版】重大バグが直らず…iOS 14の不具合・解決法まとめ|文字入力バグの直し方も紹介

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2020年の9月17日に、新しいiOSの【iOS 14.0】がリリースされました。

しかし残念ながら、相変わらず不具合(バグ)が多く、快適に使うためにはiPhone側の設定が必要となります。

現在発生している不具合をまとめ、対策・解決法を紹介します!

iOS 14に上げる前の注意点

大型アップデートを行う前には、必ずバックアップを取り、普段お使いのアプリがiOS 14に対応しているか確認してください。

タイミングによってはダウングレードを行うことも出来ますが、頻繁にアップデートが行われている現在の場合だと、iOS 13に戻すのは難しいです。

まだiOS 14にしていない方は、下記の不具合一覧を見て、それでもアップデートするか判断してみてくださいね。

対応している端末(シリーズ)

iOS 14は全てのiPhoneに対応している訳ではなく、下記のシリーズのみアップデートをすることが可能です。

  • iPhone SE(初代)
  • iPhone 6s、6s Plus
  • iPhone 7、7 Plus
  • iPhone 8、8 Plus
  • iPhone X、XR、XS、XS Max
  • iPhone 11、11 Pro、11 Pro Max
  • iPhone SE 2(SE 第2世代)

iOS 14で発生している不具合

iOS 14のリリース日から約一週間後(2020年9月25日)、バグが修正された【iOS 14.0.1】がリリースされました。

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しかし、全然バグが直っておらず、2020年10月20日公開の【iOS 14.1】でもバグが残ったままでした。

その後、2020年11月6日に【iOS 14.2】がリリースされ、ようやく一部のバグのみが修正されました。

【iOS 14.2】でも発生が確認されている不具合は、下記の通りです。

重大なバグ

  • フリック入力(文字入力&削除)時・キーボード立ち上げ時に、ラグ(遅延)が発生する
    さらに、変換が出てこない時がある
    ※【iOS 14.2】にて修正完了。しかし、一部の端末では未だに発生する模様。
  • iPhoneが発熱し、バッテリーの消費が激しくなる
  • Wi-Fi接続が不安定になる(接続が切れる、勝手に4G回線に切り替わる)

軽微&発生頻度が低いバグ

  • アートワークや曲順がバラバラになる
  • ブラウザ&メールのデフォルト起動設定がリセットされる
  • 着信音が反映されない
    (着信音が鳴らない、通知音のスライダーが勝手に0や半分になっている等)
  • アラームが使いづらい(これはバグではなく仕様)

※報告の多い不具合のみを載せています。
上記以外でも細かい不具合が発生しているため、ご注意ください。

解決方法

上記で挙げた『重大なバグ』を修正する方法を紹介します。

文字入力が遅い

「設定」アプリ→一般リセットキーボードの変換学習をリセット
を行った後、再起動してください。

ただし、時間が経つと再発してしまう事象が発生しています。

このバグはアップデートで修正されるはずなので、今後のアップデートを待ちましょう。

発熱&バッテリーの減りが早い

アップデートを行ってしばらくは、バックグラウンドにてアップデート処理が行われている場合があります。
数日間はiPhoneに負担をかけないようにして、様子を見てください。

数日経っても発熱が落ち着かない場合は、iOS 14で変わってしまった設定を見直してみましょう。

「設定」アプリの一般の各設定や、プライバシー位置情報サービスのオフ、「Siri」等の設定を最低限にするのがおすすめです。

また、下記の設定方法もお試しください。

Wi-Fi接続が4Gになってしまう

4つの対策法を紹介します。順番に設定を行いましょう。

▼方法1.
「設定」アプリ→モバイル通信→下の方の、Wi-Fiアシストを【オフ】にする

▼方法2.
「設定」アプリ→Wi-Fi→接続中のWi-Fiを選択→このネットワーク設定を削除を行う

▼方法3.
「設定」アプリ→Wi-Fi→接続中のWi-Fiを選択→プライベートアドレス【オフ】にする

▼方法4.
SIMカードを入れ直し、再起動する

最終手段として、初期化する方法もおすすめです。
それでも直らない方は、今後のアップデートでの修正を待ちましょう。

アップデートすべきタイミング

まだiOS 13で様子を見ている方にとっては、「いつiOS 14にアップデートするべきか」とタイミングが気になりますよね。

iOS 13の時もリリース当初はバグが多く、バグが完全に修正されるまでにはかなりの時間がかかりました。

頻繁なアップデートを重ね、安定してきたのは「iOS 13.4」ぐらいからです。

iOS 13.4のリリース日は、2020年3月25日。
13.0の初リリース日は2019年9月19日なので、バグが完全に修正されるまで、約半年(6ヶ月)もかかっています。

iOS 14は、iOS 13の時よりも早めの修正が予想されますが、2020年10月・11月の間は様子を見ることをおすすめします。

まとめ

iOS 14は、【iOS 14.2】になってもバグが多いです。

『文字入力が遅いバグ』の発生頻度は少なくなりましたが、Wi-Fiのバグが健在のため、iOS 13時代よりもストレスが溜まります。

それ以外でもバグがたくさん残っており、まだまだ不安定な状況です。
iOS 13をお使いの方で様子を見ている方は、今の段階でのアップデートは止めておきましょう

大型アップデートは、必ずと言っていいほど不具合(バグ)が見つかります。
ちゃんとチェックしてからリリースして欲しいものですね・・・。

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コメント

  1. A6程度の頭脳の持ち主 より:

    非常に参考になりました。
    ありがとうございました。

    >13.0の初リリース日は2019年9月19日なので、バグが完全に修正されるまで、約半年(6ヶ月)もかかっています。
    >ちゃんとチェックしてからリリースして欲しいものですね・・・。

    iPhoneが好きすぎる元Apple社員さんなのに、変に取り繕わずに
    事実をありのままに伝えていて、素晴らしいです。
    好きだからこそ、きちんと言うことが大切だと思います。

    とても誠実な方だと思いました。

    1. ももか より:

      お褒め頂きありがとうございます!
      バグが無かったら堂々と宣伝(?)出来るんですけど、人には勧められない状態なのが残念です。。
      大型アップデートは昔からバグが多く、全然学習しないよなぁとか、要らない機能を付けるからじゃないのか、とか思っちゃったりします(^-^;)
       
      昔のアップルみたいに、シンプルイズベストを貫いて欲しいです・・・(-人-。)

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