2020年冬、コロナウイルス感染防止の為に全国で自宅待機や外出禁止令が出されました。
「家で出来ること」として、多くの有名ミュージシャンや芸能人がYouTubeに動画をアップしたように、【動画投稿】にチャレンジした方も多いのではないでしょうか。
しかし残念ながら、iPhoneだけでの撮影には限界があります。
そこで、再生回数がグングン上がるiPhone用の動画撮影グッズを紹介します!
iPhoneに撮影機材は必要?
iPhone 11以降のシリーズはカメラに特化するようになったため、ビデオカメラを買わなくても、iPhoneだけで動画撮影は行えます。
しかし、映像が暗かったり、しょっちゅうブレたり、音が飛び飛びだったり・・・
いざ見返してみると、「上手く撮れてなかった・・・」と後悔することも多いですよね。
実は、何度も撮り直さなくても、便利なグッズを使えばクオリティの高い動画を一発で撮影することが出来ちゃうんです!
撮影機材を選ぶポイント
撮影関連グッズは奥が深く、専門性を高めれば高めるほど必要な機材が増えていきます。
今回は初心者の方でも分かりやすいように、2つのポイントに絞りました。
- スタンド(三脚)
- マイク
ブレまくりの動画やボソボソと聞き取りづらい動画は、視聴率が下がります。
まずは上記2つのポイントを押さえていきましょう!
ちなみに、もっと動画のクオリティを上げたい方は、「レンズ」「照明」「望遠鏡」「ドリー(水平移動台)」も用意すると良いですよ。
iPhone用おすすめ撮影グッズ
紹介する機材は、iPhone 11 Pro Maxなどの最新シリーズや、iPhone SE2(SE第2世代)などの小型シリーズでも使えるものを選びました。
早速紹介していきます!
hohem
Amazonのビデオカメラサポートカテゴリで堂々1位の商品です。価格は約10,000円。
ピント合わせ機能やズームイン・アウト、スポーツモードの切り替えなど、標準的な機能だけではなく、専用のアプリでタイムラプスやスローモーション撮影機能の設定が行えます。
豊富な機能も魅力の一つですが、何よりもジンバルとしてかなり優秀です!
(ジンバルとは、1つの軸を中心して回転させる台のことで、動画を撮影するときに手ブレを補正する機材のことです)
▼ジンバルあり・なしの比較動画
パッと見て分かるように、ジンバルあり・なしでは動画の出来が全然違います。
日本語の取扱説明書と1年間のサポート保証付きなので、初めての方でも安心してチャレンジ出来ますよ。
詳しい使い方は、商品説明の所に載っている【機材の使い方の動画】をチェックしてくださいね。
XXZU
先ほど紹介した『hohem』とは対極に、余計なものが付いていないシンプルなスタンドです。価格は2,700円。
360度回転、3WAY雲台(カメラの向きを3つのネジ・レバーで調整するタイプの台)、滑り止め付きで、普通に使い勝手が良いです。
ちなみに、Bluetoothのリモコンで遠隔操作も出来ます。
ズームアウトやスポーツモード等の機能が付いていないので、動画撮影に特化している訳ではないですが、その分価格が安いです。
移動をしない固定の映像(オンライン会議やライブ配信)の撮影が多い方や、「まずは撮影用のスタンドだけ欲しい!」という方におすすめです。
ZOOM(ズーム)
音質に特化したマイクで、ポータブルレコーダーカテゴリで第1位の商品です。価格は約8,600円。
Lightningコネクタ(iPhone専用の端子)なので、差し込むだけで使えます。
2つのマイクでステレオサウンドを録音し、マイクの向きを変えれば音の出る場所に合わせて的確に音を拾えます。
低音から高音まで広い音域をキャッチしてくれるので、立体感のある音が録音出来ますよ。
無料の専用アプリで、波形を見ながらのトリミング、ゲインの調整、エフェクトなどの編集が可能です。
アプリの使い方が分からない方は、日本語のマニュアルをご覧くださいね。
▼ピンマイクは別で紹介しています。
Ulanzi Official
マイク・LEDライト・スタンドが付いた、バランスの良い撮影グッズです。価格は約9,600円。
LEDライトはUSB充電式なので、乾電池式と違ってコスパも抜群。
スタンド(三脚)は360度が回転可能で、撮影するための最低限のセットが揃っています。
※イヤホンジャックが無いiPhoneの場合は、3.5mmの変換アダプターが必要になります。
変換アダプターについては下記をご覧ください。
バランス型なので何かに特化している訳ではありませんが、「とりあえず撮影に慣れたい!」という方にはおすすめのセットです。
SmallRig
カスタマイズに特化した撮影グッズです。価格は約6,000円。
冒頭でも説明しましたが、撮影を極めると沢山の機材が必要になってきます。
この「SmallRig」は、カスタマイズ前提で作られた商品です。
24個もネジ穴が空いているので自由度が非常に高く、モニターなども取り付けることが出来ます。
グリップを取り付けたり、こだわりの三脚スタンドを用意したり、1/4ネジに対応したお好みのグッズを選んでくださいね。
動画撮影だけではなく、カスタマイズ自体が楽しくなりますよ。
比較表
紹介した商品をまとめると、下記の通りとなります。
hohem | 手ブレを究極に抑える、Amazonで1位のジンバル。保証と取説で初めての方でも安心。 |
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XXZU | シンプルイズベストな安価の三脚スタンド |
ZOOM(ズーム) | 音質特化の挿すだけで使えるマイク。アプリで編集も簡単 |
Ulanzi Official | マイク・LEDライト・スタンドの3つが揃った、バランス型のグッズ |
SmallRig | 撮影を極めたい方に断然おすすめ。カスタマイズ専用のグッズ |
まとめ
撮影グッズは値段が高いように感じられるかもしれませんが、プロが使うような機材だと5万円以上はかかります。
(本体のカメラやレンズにもこだわると、もっとかかります。)
長く使うものなので、ちょっと良いものを選ぶのがコツです。
(後々こだわることになりそうだな・・・)と感じた方は、最初から高性能のジンバルに挑戦してみてくださいね。
「機能を使ってクオリティを上げたい!」という方は、最初に紹介した『hohem』を。
「そもそも動画を撮影したことが無い・・・」という方は、安価な『XXZU』がおすすめです。
自宅待機のチャンスを活かして、プロ顔負けの動画を友人に自慢しちゃいましょう!