皆さんは、フリマアプリを使っていますか?
主婦や学生の方のお小遣い稼ぎのツールとして人気の高い「フリマアプリ」。
そんなフリマアプリは、メルカリの一強だと言われていましたが、『PayPayフリマ』という新しいフリマアプリがリリースされてから、状況は大きく変わりました。
PayPayフリマアプリは何が人気なのか、メルカリと比較してみた結果を紹介します!
PayPayフリマとは
大手企業の『Yahoo! JAPAN』が運営するフリマアプリで、ペイマ・ペイフリの略称で呼ばれています。
商品を購入したときの支払いや売り上げ金の振込先として、アプリの名前の通り「PayPay(ペイペイ)」が使えるのが特徴です。
その他の特徴は、
- 全品匿名配送
- 購入者は必ず送料無料
- 価格交渉が簡単&イライラしない
などが挙げられます。
PayPayフリマ vs メルカリ
PayPayフリマの魅力を説明する前に、メルカリとの違いを紹介します。
(『ラクマ』というフリマアプリも存在しますが、ラクマの方は全然売れないのおすすめしません。
なので、比較対象はメルカリのみに絞っています。)
販売手数料
出品自体は両方とも無料です。
ですが、商品が売れたら販売手数料として10%が引かれることになります。
この手数料はPayPayフリマもメルカリも同じで、どちらを選んでも変わりません。
送料
配送方法には大きな違いがあります。
PayPayフリマは、ネコポスなどのヤマト運輸と、ゆうパック・ゆうパケットなどの指定された配送方法しか選ぶことが出来ません。
しかしメルカリであれば、普通郵便(定形・定形外)やレターパックでも発送することが可能です。
例えば、薄い書籍や軽い商品を発送する場合でも、PayPayフリマは配送方法が指定されているため、送料が高い方法を選ばなければいけないのです。
ですが、下記の写真を見てください。
PayPayフリマの場合は、「宅急便(ゆうパック)」を選んだ場合、メルカリよりも送料が100円安いです。
大きな商品を送ることが多い場合は、PayPayフリマを選んだ方が断然お得になります。
※残念ながら、2020年の1月16日から送料が改悪されます。
ヤフネコ宅急便とゆうパックの両方で100円上がってしまうので、メルカリと同じ送料になります。
出品方法
出品についてですが、PayPayフリマとメルカリで大きな違いを感じたことはありません。
どちらも最低価格は300円からで、バーコード読み取りでの出品も可能です。
違うところを挙げるとしたら、画像編集機能が違います。
メルカリは、画像を加工する際に7つの機能から選ぶことできます。
しかし、PayPayフリマの場合は3つの機能しかありません。
機能は下記の通りです。
メルカリよりもごちゃごちゃしておらず、スライドで簡単に色味を調節出来るのが便利ですね。
PayPayフリマがリリースされた当初は、画像の切り抜き機能しかありませんでした。
1ヶ月足らずで「フィルタ・調整・ペン」機能が追加されたので、今後もメルカリと同じような機能が追加されることは間違いありません。
支払い方法
商品を購入した場合、支払い方法は大きく異なります。
PayPayフリマの場合は、「PayPay(または売上金)」「クレジットカード」の支払い方法の2択です。
メルカリの場合は、「メルペイ(売上金)」「クレジットカード」の他にも、「コンビニ払い」「各キャリア決済」「Apple Pay」など、様々な支払い方法を選択できます。
支払い方法に関してはメルカリの方が圧倒的に優れていますが、出品方法と同様に、PayPayフリマの方も後々追加されることが予想されます。
振込手数料
商品が売れた時の代金は、PayPayフリマならPayPay残高に。
メルカリなら、メルペイ残高に無料でチャージすることが可能です。
その他だと、売上金を商品の購入代として使うことが出来る部分も共通しています。
違うのが、銀行への振込手数料です。
両方ともお持ちの銀行に売上金を振り込むことが出来るのですが、PayPayフリマは振込手数料が100円。(ジャパンネット銀行を指定した場合は無料)
メルカリは200円もかかります。
売上金を電子マネーではなく銀行に振り込みたいのであれば、圧倒的にPayPayフリマのがおすすめです。
取引画面
基本的な機能は同じなのですが、一部の機能で違いがあります。
まず、PayPayフリマの場合はメッセージを送れる回数が限られています。
合計15回までメッセージを送信することが可能です。
基本的に3メッセージ程度で取引が終了するので、15回もあれば十分だとは思います。
次に、発送できるのがPayPayフリマの場合だと4時間後に限られます。
この制限について不満を持つユーザーも多いのですが、公式からはこのように説明されています。
■ 詳細仕様
お取引をより安全なものにするため、購入者がクレジットカードでの支払いを行った場合には、支払い確定までに4時間程度お待ちいただく必要があります。
(商品発送後に決済情報上の問題で決済キャンセルとなり、商品代金が未入金となる状態を防ぐため)■ 出品者の方へお願い
購入通知が届いたら取引画面を表示し、配送コードを発行できるかどうかご確認ください。
配送コードが表示できず、「しばらくお待ち下さい」と表示されている場合は、上記理由で表示がされていません。
4時間程度、時間をおいてから再度取引画面を表示、発送するようお願いいたします。
「発送したら入金をキャンセルされた」などの支払いトラブルを防ぐための対策なので、仕方がない制限だと思っています。
もしも「すぐに発送したい」という意見が多い場合は、ヤフーのことなので直ぐに対策してくれるはずです。
なお、メルカリの場合は、購入されたら即発送することが可能です。
PayPayフリマの大きな魅力
メルカリとは少しずつ違いがあるPayPayフリマですが、特におすすめしたい大きなポイントが3つあります。
これだけ大きな強みがあるので、「メルカリのパクリ」というよりも、「いつかメルカリを超えるだろう」と予想しています。
比較表
違う点をまとめると、
PayPayフリマ | メルカリ | |
---|---|---|
販売手数料 | 同じ | |
送料 | 安いが3種類のみ | 高いが方法が豊富 |
出品方法 | ○ | ◎ |
支払い方法 | △ | ◎ |
振込手数料 | ◎ | △ |
取引画面 | メッセージ制限有り 発送制限有り |
特に規制無し |
となります。
手数料や悪質なユーザーの規制は「PayPayフリマ」のが優れており、様々な方法で出品・入金できるのは「メルカリ」の方が優れています。
まとめ
フリマアプリと言えばメルカリと言われていましたが、ヤフーが新しくリリースした「PayPayフリマ」も負けてはいません。
それぞれ強みや特徴があるので、商品に適した方で販売・購入するのがおすすめです。
PayPayフリマは、最初iPhone限定としてリリースされました。
その後1ヶ月経たないうちにAndroid版もリリースされ、不満が多かった画像加工や出品・通知の問題も解消されています。
PayPayで開催されている大還元キャンペーンなども利用できるので、これからの勢いも非常に楽しみですね!